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水曜日, 7月 24 2019 @ 08:38 午後 JST
投稿者: kazuhiro

OpenBlocks 600のファームウェア更新終了が発表されたから、というわけでもありませんが、眠らせておくのももったいないのでOpenWrtを入れてみました。
ただし、OpenWrtにPowerPCのサポートは入っているものの、OpenBlocks 600に搭載されているPowerPC 405についてはbroken扱いになっている為 (2018年10月現在。2019年5月にremoveされました。)、platformを増やす方向でやってみました。
見よう見まねでやった (見まねにもなっていないところもあります) ので、platform (target) / subtarget / device の切り分けがぐちゃぐちゃです。イメージの作成方法もこれで正しいのか全く分かりません。
OpenBlocks標準のflashcfgではU-Bootイメージしか書き込めないようなので、initramfsのfactoryファームで起動して、そこからsysupgradeでファームウェアを導入します。factoryファームについてはフラッシュROMに書き込んでもいいし、TFTP経由やCFブート (factoryファームをext2フォーマットのCFにuImage.initrd-cfbootの名前で書き込み、ディップスイッチのSW3をonにして起動) のいずれかでいけるはずです。私自身はCFブートで行いました。
直接は関係ない変更も混じってますが、一応公開しておきます。興味のある方は試してみてください。
土曜日, 7月 13 2019 @ 10:11 午後 JST
投稿者: kazuhiro

またしても今更な話ですが、pdicdumpの出力からJIS X 4081 UTF-8 extension準拠の書籍に変換するツールを公開しました。
以前に公開したpdic-fpwに比べ、辞書内のハイパーリンクテキスト (相互参照)にある程度対応しています。また、付属のLookup 1.4+media用のパッケージファイルを使えば、フォントタグ等にもある程度対応します。
タグ:PDIC FreeUWING
月曜日, 7月 01 2019 @ 08:30 午後 JST
投稿者: kazuhiro

今更な話ですが、EBライブラリに付属のebzipを使えば、EPWINGを圧縮したまま利用する事が可能です。ebzipで圧縮されたEPWINGは、EBライブラリだけでは無く、多くのEPWINGビューアが対応しています。
ebzipのオプションには圧縮レベルがあり、これは圧縮するチャンクの大きさに反映されます。最大値の5ではチャンクのサイズは64KiBです。ebzipでの圧縮にはzlibを利用していますが、ebzipの圧縮レベルとは別に、zlibにも圧縮レベルがあります。ebzipでは圧縮レベルに関係なく一律の値 (Z_DEFAULT_COMPRESSIONによって指定される値で、現在は6) を指定しています。
zlibの圧縮レベルを上げればもっと圧縮できるのではないかと思って試してみましたが、よくて1%強程度しか改善できませんでした。
その時点で諦めてもよかったのですが、zlib以外のライブラリを使ってみてはということで、圧縮率の改善が見込めそうなlibdeflateを使ってみました。
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青空てにをは辞典
190309
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広辞苑第五版
HONMON2
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広辞苑第五版
HONMONS
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日本語版ウィキペディア
Wikip_ja20190301
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英語版ウィキペディア
Wikip_en20190301
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非圧縮
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1,764,730,880
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220,059,648
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69,834,752
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33,236,779,008
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112,939,145,216
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ebzip -l 5
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478,746,362
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72,335,940
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50,837,283
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19,927,656,401
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33,968,207,228
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非圧縮との比
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27.1%
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32.9%
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72.8%
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60.0%
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30.1%
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ebuzip -l 5
20190630
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470,542,862
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72,172,845
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50,771,067
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19,897,758,310
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33,530,220,494
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ebzipとの比
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98.3%
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99.8%
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99.9%
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99.8%
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98.7%
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ebuzip -l 5
libdeflate
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441,842,778
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67,058,577
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49,942,504
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19,661,425,623
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32,384,784,337
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ebzipとの比
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92.3%
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92.7%
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98.2%
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98.7%
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95.3%
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結果は表のような感じで、悪くても1%以上は改善し、書籍によっては約7.7%改善しました。
ebuzip -l 5 20190630 となっているものはzlibの最大圧縮レベルを利用したケースです。
また、HONMON2の非圧縮のサイズはHONMON2を伸長した場合のものです。
微々たる物といえばそうなのですが、スマートフォンなど、ストレージに制限がある場合には有効かもしれません。
EB Library with UTF-8 supportでlibdeflateを利用できるようにしていますので、興味のある方はお試しください。
タグ: EPWING EB Library
日曜日, 4月 10 2016 @ 08:02 午後 JST
投稿者: kazuhiro

細田さんが作業された、「Texinfoで日本語PDFを生成」をLookupとWanderlustのドキュメントでやってみました。そのままではクロスリファレンスの部分が日本語化されていないので、一部変更したものを使ってみました。
実際にやったことは変更したファイル (texinfo.tex, texinfo-ja.tex, txi-ja.tex) をダウンロードし、.texiファイルに若干の修正を加えただけです。
修正内容は
- ファイルの先頭にある\input texinfoを\input texinfo-jaにし、texinfo.texを直接読み込まずにtexinfo-ja.texを読み込むようにする。
- ファイルの文字コードをutf-8にし、ファイルヘッダ (Emacs用の coding cookieや@documentencodingコマンドの引数等) もそれに合わせる。
だけでした。Debian (sid) とW32TeXのLuaTeXで確認しています。
尚、インデックスや見出しに日本語等の非ASCII文字を含む場合 (Lookupのドキュメントが該当します)、texindexコマンドはTexinfo 6.0以降のものである必要があるはずです (W32TeXのtexindexは対応していません。私はMSYS2のtexindexを使いました)。作成されたWanderlustの日本語ドキュメントをおいてみました (pdf, 3.2MB) ので興味のある方はご覧ください。
火曜日, 12月 29 2015 @ 11:35 午前 JST
投稿者: kazuhiro

Emacs24で実装された、zlibサポートを利用したx-gzip64エンコードのデコーダです。
今更FLIMに入れるのもどうかという気もしますので、ここで公開しておきます。
;; x-gzip64 decoder
(when (and (fboundp 'zlib-available-p) (zlib-available-p))
(eval-after-load "mel-g"
'(progn
(mel-define-method mime-decode-region (start end (nil "x-gzip64"))
(save-excursion
(save-restriction
(narrow-to-region start end)
(let ((mb enable-multibyte-characters))
(set-buffer-multibyte nil)
(base64-decode-region (point-min) (point-max))
(zlib-decompress-region (point-min) (point-max))
(set-buffer-multibyte mb)))))
(mel-define-method mime-decode-string (string (nil "x-gzip64"))
(with-temp-buffer
(set-buffer-multibyte nil)
(insert string)
(base64-decode-region (point-min) (point-max))
(zlib-decompress-region (point-min) (point-max))
(buffer-string)))
(mel-define-method mime-write-decoded-region (start end filename
(nil "x-gzip64"))
"Decode and write current region encoded by gzip64 into FILENAME.
START and END are buffer positions."
(interactive "*r\nFWrite decoded region to file: ")
(let ((coding-system-for-read 'binary)
(coding-system-for-write 'binary)
(buffer (current-buffer)))
(with-temp-buffer
(set-buffer-multibyte nil)
(insert-buffer-substring buffer start end)
(base64-decode-region (point-min) (point-max))
(zlib-decompress-region (point-min) (point-max))
(write-region (point-min) (point-max) filename)))))))
タグ: Emacs Wanderlust
水曜日, 10月 28 2015 @ 08:49 午後 JST
投稿者: kazuhiro
土曜日, 9月 20 2014 @ 11:53 午前 JST
投稿者: kazuhiro

元ネタはMatsubaraさんの記事とfumiさんの記事および2ちゃんねるから。
エラーの原因は最初の(cdr x)が(cddr x)の誤りであるからだったような気がしますが、詳細は忘れました。fletを取り除いたり、速度も(多分)速くしたものを公開しておきます。
condition-caseは二つともいらない気がしますが、wl-summary-overview-entity-compare-by-dateがそうなっているので合わせておきました。
(defun wl-summary-overview-entity-compare-by-reply-date (a b)
"Compare entity A and B by latest date of replies."
(let ((fx
#'(lambda (x)
(let* ((number (elmo-message-entity-number x))
(list (cons number
(wl-thread-entity-get-descendant
(wl-thread-get-entity number))))
max time)
(while list
(when (condition-case nil
(elmo-time-less-p
max
(setq time
(elmo-message-entity-field
(elmo-message-entity
wl-summary-buffer-elmo-folder (car list))
'date)))
(error nil))
(setq max time))
(setq list (cdr list)))
max))))
(condition-case nil
(elmo-time-less-p (funcall fx a) (funcall fx b))
(error nil))))
(add-to-list 'wl-summary-sort-specs 'reply-date)
尚、実用上はメッセージの時刻をわざわざ比較せずともメッセージ番号の比較で十分だと思いますので、下記のコードを利用して、reply-numberでソートするのが速度的には有利です。
(defun wl-summary-overview-entity-compare-by-reply-number (a b)
"Compare entity A and B by latest number of replies."
(let ((fx #'(lambda (x)
(setq x (elmo-message-entity-number x))
(apply 'max x (wl-thread-entity-get-descendant
(wl-thread-get-entity x))))))
(< (funcall fx a) (funcall fx b))))
(add-to-list 'wl-summary-sort-specs 'reply-number)
タグ:Wanderlust Emacs
水曜日, 2月 12 2014 @ 09:52 午後 JST
投稿者: kazuhiro

がんばっておもしろおかしく書こうかと思いましたが10秒で挫折したので結論だけ。
ELECOMのUSB 3.0対応メモリーリーダライタはコンパクトフラッシュ Type IIには対応していません。
私が買ったMR3-C002のパッケージの表には対応メディアにMicro Driveと書かれ、パッケージ裏の対応メディアの一覧やニュースリリースにもコンパクトフラッシュ (Type II) とかマイクロドライブなども記載されていますが、開口部の厚みが足りないのでType IIのカードは物理的にささりません。
WEBサイトで公表している対応表にだけは正しい情報が記載されていますが、製品紹介のページやオンラインショップの製品情報などは訂正されていません。
ちなみに、約1年後に発表された新製品もType IIカードが刺さらない (JPG)のは明らかですが、対応しているとニュースリリースには書かれています。
(記載内容はこの記事を書いた時点でのものです。)
(追記) 画像を添付しました。ちなみに、CF Type IIの厚みは5mmです。
(追記その2) 2013/11/28付けの対応表 (pdf) ではCF Type IIとマイクロドライブは対応していることになっているので、新製品の発表時には本当に気づいていなかったのかもしれません。
(追記その3 2014/02/19) MR3-A006については家電量販店ではパッケージに対応メディアの一覧を修正するシールが貼られているのを確認しました。他の製品については製品自体が無かったので不明です。
また、オンラインショップの製品紹介は修正されていません。
日曜日, 11月 03 2013 @ 05:47 午後 JST
投稿者: kazuhiro
金曜日, 10月 18 2013 @ 08:30 午後 JST
投稿者: kazuhiro

SEMI-EPGで、鍵をauto retrieveされると困る人がいるようなので。
直接の解では無いですが、SEMIと同様に、自動でverifyを行わないようにさせる設定です。
(eval-after-load "semi-setup"
'(eval-after-load "mime-view"
'(when mime-setup-enable-epg
(mime-add-condition
'preview
'((type . application)
(subtype . pgp-signature)
(body . invisible)
(body-presentation-method . mime-preview-application/*-signature))
'with-default "mime-pgp"))))
(2014/01/31 追記)
手元のものではmime-pgp-verify-when-previewをnilにすることでSEMIと同様の動作になるようにしました。
タグ: SEMI-EPG Wanderlust
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